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投資初心者が確実に「不労所得」を稼ぐための基本3つ!

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投資をまだしたことがない方に向けての

不労所得を稼ぐためのポイントを簡単に

まとめていきます。

 

不労所得の良いところは、

なんといっても手間をかけずに収入を得られるところです。

ですが、残念ながら不労所得にまつわる

間違った知識が横行しています。

そこで、投資初心者が不労所得を得るために

知っておきたい3つの基本をおさらいします。

 

1. FX・仮想通貨・純金積立は避けるべき

最近はFXや仮想通貨が注目されていますが、

どちらも不労所得にはつながりません。

これらはいわゆる投機で、

「強者が弱者から金を奪う」

ことで成り立つビジネスです。

広告 同じ理由から、純金積立も投機です。

金の価格が上昇し続ける合理的な理由はありません。

為替やビットコイン、純金は、

どれも需要と供給で動くものなので、

所得につながる合理的な裏付けはありません。

 

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2. 着実にお金を増やせるのは「債券」や「株式」

一方、不労所得を増やす合理的な方法としては、

「債券投資」や「株式投資」が挙げられます。

債券投資は、いわゆる「金貸し」です。

企業や国にお金を貸し出すことで、お金を増やすことができます。

日本で販売されている個人向け国債に投資をすると、

最低でも年率0.05%でお金を増やせることが保証されています。

ほぼノーリスクでお金を増やせるので、

銀行にお金を眠らせておくよりはよいでしょう。

一方、株式投資は、元本保証のない「金貸し」です。

元本が保証されない代わりに、

国債よりも高い利回りが期待できます。

株式投資の利回りについては、

日本株や米国株を対象とした研究で

「年率4~5%でお金が増えたぞ!」というデータがあります。

日本国債の利回りが0.05%/年なので、

株式投資の期待利回りは、債券の80~100倍ほどといえるでしょう。

 

3. 不労所得の地雷は「不動産投資」

なお、不労所得にまつわる話の地雷として、

「不動産投資」があります。

REITなどの不動産投資信託をのぞいて、

個別の不動産を購入するのはあまりオススメしません。

なぜなら、初心者が1つの不動産に

お金を投じるのは集中投資で危険だからです。

プロ並みの実力者であれば話は別ですが、

初心者が集中投資をすると大損するリスクがあるので危険です。

それに、集中投資をしている人と比べて、

分散投資をしている人ほど、運に左右されずに稼いでいるぞ!」

というデータもあります。

 

まとめ

株式または債券に分散投資する

ここまでの話をまとめると、

「FXや仮想通貨、純金積立では不労所得は得られない!」

不労所得を得るなら債券投資か株式投資がベター!」

「初心者は集中投資に手をだすと危険、分散せよ!」

という3点に集約されます。

 

是非、参考にしていただければと思います。

「タダより高いモノはない」って本当?お金持ちはどう考える?

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タダというものをどのように考えるかを

お金持ち目線でまとめていきます。

 

おいしい話の裏を見抜けるかがポイント

「タダより高いものはない」といわれますが、

それは本当でしょうか。

これは万人ではなく、相手の真の目的を見抜けない人に

当てはまる確率が高くなります。

企業や他人が持ち込んでくるタダ話は、

裏があるものです。

たとえば投資の講演会などは、

講師のギャラや会場代などコストがかかっているはずなのに、

なぜ無料で開催されているのでしょうか。

それは開催する側が「あとでセールスしたい」という思惑があるからです。

かつて催眠商法が話題になったことがありますが、

来場者に洗剤やティッシュペーパーを何度もタダで配り

「ここまでしてもらって何も買わないのは申し訳ない」

と思わせて、高額な羽毛布団セットや磁器健康器具などを

買ってもらう手法です。

会場の誰かが買い始めると自分も買わなきゃという

気持ちになり、それが臨界点を超えると我先にと

買うようになるのも、集団心理をよく捉えた主催者のテクニックです。

あるいは、投資用ワンルームマンションで

頭金1万円などでセールスする場合があり

「そのくらいでマンションが買えるならいっか」

と思わせる効果があります。

つまり、マネーリテラシーや裏を取る習慣のない人には

当てはまるといえます。

 

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タダをうまく活用して楽しむ手もある

一方、そんな相手の裏事情を認識して冷静に取りに行く場合は、

タダは本当のタダになります。

たとえば化粧品はすべてオンラインショップの

サンプル品で賄っている女性の話では、

家族にも取り寄せてもらって複数セットをゲットするそうです。

住所がかぶると1セットしかもらえないケースもあるようですが、

あとで届く大量のDMやセールス電話を

ガン無視できる人には使えるかもしれません。

ちなみに私は不動産の仕事をしていることもあり、

ときどき住宅展示場やマンションギャラリー、

不動産関係のフェアに行きます。

そこでアンケートに記入すると、

商品券やクオカードなどをもらえることがあります。

家族で新築マンションのモデルルームに行ったら、

商品券を5000円をもらえたうえに、

託児施設があって子どもも見てもらえました。

不動産投資フェアに行ったときは、

クオカードや出展企業の地元特産品をもらえました。

住宅展示場では連休などに子ども向けイベントをやっており、

子どもは楽しめるし、ジュースなどももらえたりします。

もちろんそこで何かを買うことはありません。

これをエグイと感じる人もいるかもしれませんが、

主催者側にとっても閑古鳥が鳴くよりは、

人が来たほうが賑わってマシだろうと考えれば、

心置きなく楽しめるというものです。

 

しっかりと見極めることの大切さを感じますね。

経験からくるものや調べてわかるものだろ思います。

なにか行動を起こすときには事前に

下調べをすることが必要ですね。

英語を堂々と話せるようになるために、やるべきことはこの3つ!

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学校で何年英語を勉強してもなかなか話せるようになれない……。

そんな悩みを持つ人は多いことでしょう。

もし海外の人と思う存分会話を楽しめるようになりたいのなら、

スピーキング(話すこと)に力を入れた練習が必要です。

仕事で英語を使いたい、海外の人と

もっとコミュニケーションをとれるようになりたい、

英語で恋愛がしてみたい。

どんな動機であれ、英会話ができるようになることで

あなたの世界観はきっと大きく変わるはず!

今回は英語を堂々と話せるようになるために

おすすめの3つのトレーニング方法をご紹介していきます。

 

その1:ネイティブの話しぶりを影のようになぞる、“シャドーイング

プロの通訳になるためのコースでも実践されている

この“シャドーイング”は、確実に英語が話せるように

なるための練習法といえます。

まず英語ネイティブが話す音声教材を手に入れ、

まず1回通して聞きます。

次に聞いた通り自分で真似てみましょう。

これを何回か繰り返してみると、どこが曖昧なのか、

きちんと聞き取れていないのか、自分でもわかってきます。

そうなってきたら次に音声教材のスクリプトを見ながらもう一度リスニング。

文字で自分の弱点(主に、知らない単語や、「a」「the」といった冠詞、前置詞など)が見えてきたら、その部分に注意しながらまた音声を聞きながら、

自分で英語をなぞって発音してみましょう。

ネイティブの話す自然な英語をそのまま影のようになぞる。

つまり“シャドーイング”で英語の滑舌を身につけるための訓練ができるのです。

 

その2:話したいテーマを徹底的に練習する、“3分間スピーチ”

これは筆者が留学中にしていた練習で、

このおかげで英会話の不安をかなり減らすことができました。

「言いたいことはあるのに、うまく言えない。

いざとなると英語が出てこない」という悩みを抱えている人に

ぜひおすすめの方法です。

まずどんな内容でもいいので、自分が心から話したい

と思うテーマを作ってみましょう。

恋愛話、昨日のできごと、自己紹介、趣味の話。

とにかく「相手に知ってもらいたい」と強い動機をもてる内容をみつけて。

その次に、それをどんなふうに相手に話したらいいか、

3分間という制限時間を決めてまずはひとりで話始めてみましょう。

3分も間がもたないという場合は、

具体例や自分の意見や経験談をもっとたくさん入れて

話を膨らます必要があります。

逆に3分では足りないという場合は、

話が冗長になっている可能性があります。

いかに相手に飽きずに聞いてもらえるかということを意識して、

3分内でまとまるように考えてみましょう。

これはお風呂に入りながらでも、

通勤電車のなかでも時を選ばずにできる、便利な方法です。

 

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その3:いろんな会話パターンを学べる、“海外ドラマ徹底リスニング”

海外留学しなくたって、高い英会話学校に通わなくたって、

今の時代いろんな手段を使って英会話の練習をすることができます。

なかでも効果的な教材はなんといっても、海外ドラマ。

エンターティメント性がありつつ、時間も映画ほど長くないので

集中力が持続する点がおすすめです。

ジャンルは特殊な状況設定の犯罪モノやSFなどよりも

あくまで日常生活が舞台のものが入門者にも入りやすいでしょう。

1つのエピソードを何度も繰り返し見て聞くことで、

何を言っているのか、どんな単語を使ってどんな言い回しを

するのかが分かってくるはずです。

楽しんで見られるドラマなら、

無理しなくても自然と続けられるもの。

継続こそ力なり、です。

ただ聞く(リスニング)をするのではなく、

前述の“シャドーイング”をしてみるのも上達への早道。

耳と口を両方駆使して、

英語に慣れることが話せるようになるための

大きな秘訣といえるでしょう。

 

いかがでしたか?
今回は友人から聞いた英会話スキルを

向上させる方法をまとめてみました。

是非、参考にしてみてください。

「コロナと共に消えていく」絶望的な会社を見抜く6つのチェックリスト

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コロナ禍の今、就職や転職を考えている人は、

どんな会社を選ぶべきか。

マーケティングコンサルタントの酒井光雄氏は

「会社に知名度やブランド力があっても安泰ではない。

会社選びには欠かせない6つのポイントがある」という。

 

 

■コロナ禍だからこそ、企業の真価が見えてくる

平均寿命が延びて100年時代といわれる中で、

私たちの働く期間は長期化しています。

かつてのように定年退職後に年金だけで暮らすのではなく、

健康である限り社会と接点を持ち続けながら、

働くことが一般化してきています。

 

その一方コロナ禍にあって、10年は掛る社会の変化が、

わずか1年足らずでやってきてしまい、

デジタルトランスフォーメーション(DX)の対応も企業によって

格差が生まれているのが現状です。

これだけ変化が早い中にあって、20年~30年後に確実に生き残り、

活躍する企業を特定することは難しくなっています。

安定だけを考えて公務員を望む就活生が増えていますが、

公務員の終身雇用は10~15年後、

すなわち2030年から2035年をめどに崩壊していくという指摘もあります。

 

■①大学生の人気企業就職ランキングに惑わされていないか

大学生に人気の高い企業を見ると、

マスメディアの露出度が高く、

現在好調だと言われる大企業や官公庁が上位を占めています。

現在の業績が好調であるほど、

20~30年後には成長の伸びしろが少なくなる可能性が

高くなることに気づいていないようです。

社会構造が変わる中で、

今後いかに時代適応性を備えているいるかも加味されていません。

その証拠に、かつて大学生の人気企業ランキングに選ばれている

業界や企業が現在どうなっているかをみれば理由がわかります。

ちなみに1991年時点の大学生の人気企業ランキングを調べると、

企業の盛衰が鮮明に見て取れます。

当時ベスト10入りしていたのは、交通インフラ系の航空会社や鉄道会社、

観光業界では旅行代理店、金融業界では都市銀行の名前が挙がっています。

当時就活生から人気があった企業に共通するのは、

「社会基盤になる仕事」

「寡占市場にいる企業」

「需要が景気に左右されず安定している企業」

といった点でした。

こうした業界に当時めでたく入社していても、

現在はどうなっているでしょう。

企業を選ぶ際には、今が絶好調という尺度だけでなく、

これから成長し飛躍する業界と企業に着目することが必要です。

まだ世に出ていない新たなビジネスモデルを開発し、

創業から2~3年程度のスタートアップ企業や

企業の評価額(時価総額)が10億ドルを下らず

創業10年以内のテック系ユニコーン企業(上場前のGoogleTwitterFacebookなども該当していました)で才能ある人たちと共に仕事をして、

その成果を獲得するという発想があっても良いと思います。

 

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■②「安定を望む」人間ばかりが集まっていないか

不安が膨らむ世の中になると、若者でありながら

「安定している企業」「永続できる企業」「安定している職種」

を望む人が増えてきます。

もはやそうした条件を備える企業や組織など存在していません。

2期目を務める奈良県生駒市長の小紫雅史氏は、

公務員の終身雇用は10~15年後

すなわち2030年から2035年をめどに崩壊していくとし、

以下の3点をその理由に挙げています。

・多くの公務員を雇用し続けることができない財政状況になる

 人口減少や高齢化、行政課題の多様化などに伴い、

 自治体の財政状況は厳しくなり、多くの公務員を雇用し続ける

 ことができない財政状況になる。

・AIやICTの普及と外部委託の増加によって、

 職員が従事する業務が大きく減少する定型業務をAIが行うようになれば、

 適正な職員数が今とは大きく変わり、

 10年もすると相当の自治体業務はAIやICTによる対応が可能になる。

・急激な社会変化や市民ニーズの高度化・多様化等に対応するには、

 プロジェクトごとに外部から専門家を登用するほうが合理的になる

職員採用に社会人経験枠を設けて年齢制限を撤廃するなど、

多様な人材を求める動きはすでに自治体で始まっている。

年齢に関係なく地域に付加価値をもたらすことのできる職員を抜擢し、

中途採用者などの多様な視点を組織に持ち込んで、

過度な同質性をあえて乱しにいくことが不可欠になる。

さらに小紫氏はこれから公務員になる人材は、

「終身雇用が崩壊しても、役所が手離さない公務員となること」

「公務員をやめても、食べていける公務員になること」 だと指摘しています。

この指摘は公務員だけでなく、

すべてのビジネスパーソンに共通する内容だと思います。

 

■③「主体的に考えて行動」させる企業か

先輩や前任者がこなしてきたままに、過去の延長線上で仕事をさせ、

仕事をする意図や目的、社会的使命、

新たな収益方法や課金方法などについて、

働く人に考えさせる機会を提供しない企業は要注意です。

 「もっと効果的な別の取組み方法はないだろうか」

「無料で提供されている現在のサービスを有料にしたら、収益性が高くなるはずだ」 「この作業は人間でなくロボットに代替させ、

人はもっと創造的な業務に就くことができるのではないのか」

「分厚い紙のマニュアルを止めて、反復して視聴できる動画に変更できないか」

こうした問題意識を持って仕事に取組む人が多い組織なら、

ダイナミックに業務を進めていくことができ、

社員の商才も高度化します。

言われたままに、決められたとおりにタスクを遂行する

作業を社員にさせ、考えなくなる人材ばかりの組織になると、

やがてその企業は存在価値を失う可能性があります。

 

■④「先人たちが築き上げたブランド力」に依存していないか

その名を口にすれば、誰もが知っている企業に惹かれる人は多いものです。

企業のブランド価値が、自分の価値とオーバーラップして

判断してもらえる機会が増えるため、

知名度の高い企業に入社したい心情はわかります。

ブランド価値が高い企業とは、

先人たちが試行錯誤しながら仕事に取組み、成し遂げた結果です。

ブランド価値に見合い、さらにその価値を高めようという

意欲のある人材が新たに増えるのなら良いのですが、

実態はそうならないことが多くなります。

出来上がった企業のブランド価値に依存するだけで、

自らの手で新たな価値を創造しようと思わない人材が増えていくと

新たなビジネスモデルやイノベーション

取り組む人が減っていきます。

創造性が失われ、時代の変化への対応力に欠けると

組織は硬直化し企業の衰退が始まります。

ブランド力の高い企業が知らぬ間に問題を抱える

まさにブランドのジレンマです。

 

■⑤ITやAIの活用、リモートワークに積極的か

ITやAIを積極的に活用する企業風土になっているか

どうかをチェックします。

メールやビジネスチャットなどを活用せず、

仕事の仕組みと取組みが20世紀のままに行われていないでしょうか。

FAXや電話を主たるコミュニケーションツールとして

使用している企業や組織では、先々が心配です。

またリモートワークが可能な職種や業務があるにもかかわらず、

リモートワークを取り入れていない企業や組織も

柔軟性と時代対応力に欠ける可能性があります。

企業がITやAIを活用できない最大の要因、

それは経営者と幹部、管理職層がITリテラシーに乏しく、

自身で新たな技術を使い慣れていないためです。

ITリテラシーに疎い人たちは同類の人たち同士で

集まる傾向が強く、狭いコミュニティの中で自分だけがI

Tに疎いとは認識できない傾向があります。

 

■⑥社会で活躍する人材が輩出されているか

その企業から有能な人材が社会に

輩出されているかどうかを調べてみます。

企業内で活躍している人はもとより、

転職や起業によって活躍している人を輩出している企業は、

創造性に溢れる有能な人材が数多く存在している可能性があります。

最近「アルムナイ」という言葉を耳にするようになりました。

「卒業生、同窓生、校友」の意味です。

外資系企業の中には自社を退職したアルムナイを

人的資源として位置付け、彼らを活用しているところがあります。

 人材の流動化が一般化している欧米社会では、

アルムナイが多様な転職先で活躍することで、

前職の企業価値が向上する傾向があります。

また退職した人材の中には、

会社側からは「辞めてほしくなかった」人材が存在し、

退職者側からは「元の会社に戻りたい」と考え、

復職するケースがよくあります。

 

とても長くなってしまいましたが、

念頭に置いて行動していただけると

転職する際にはいいかと思います。

「スカウトメールを真に受けてはいけない」"本気"と"脈なし"の見極めポイント

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題名の通り、スカウトメールの見極めポイントを

まとめていきます。

是非、参考にしてみてください。

 

求人サイトに登録すると送られてくるスカウトメール。

あるいは職場にかかってくる「ヘッドハンター」を名乗る電話。

自分の経歴が評価されてのことかと思いきや

実はそうでないケースのほうが圧倒的に多いのだとか。

こうした勧誘に振り回されないためのコツを解説します。

 

 

 

■「経歴が評価された」は思い違い

転職活動の経験者には、「ヘッドハント」や「スカウト」という

言葉を聞いたことのある人も多いかと思います。

こうした勧誘があると、

「自分の経歴が評価された」

とつい喜んでしまいがちですが、

実際のところはどうなのでしょうか。

まずは、それぞれの内情を解説したいと思います。

ヘッドハントは、基本的にエグゼクティブクラスだけを

対象に行われるものです。

「A社の経営者があなたに会いたいと言っている」

と名指しで連絡があり、具体的な面談日時まで提案されるのが一般的。

行動の主体は企業とヘッドハンターであり、

声を掛けられる側は、必ずしも転職を希望しているわけではありません。

通常は自らが希望して「ヘッドハントされる」のではないのです。

時々、「ヘッドハンター」を名乗る人から職場に

電話がかかってきたという話も聞きますが、

前述の通り、ヘッドハントは名指しで行うもの。

名前や面談日時などの具体的な話がなければ、

やみくもに掛けた営業電話の可能性が高いので、

惑わされないでほしいと思います。

一方、スカウトは一般的な転職者も対象になります。

求人サイトや転職エージェントに登録したら

「スカウト」と書かれたメールが送られてきた──。

こんな経験をした人も多いのではないでしょうか。

こうしたメールは、企業側が対象者を選んで送っている場合もありますが、

たいていは求人サイトによる一斉送信。

誰か一人にではなく、何百人もの不特定多数に

送られていることがほとんどです。

 

■「スカウトメール」は単なるDMの可能性大

転職者に求人広告を見てもらおうと、

ただのDMに「スカウト」とタイトルをつけて送るケースも多いのです。

こうした場合、実際にはスカウトでも何でもない一斉求人メールなので、

返事を書いたり応募したりしても、

他の人より採用が有利に進むというわけではありません。

こうした実情は、複数の求人サイトに登録して

1カ月も経てばわかってくるのですが、初めての転職活動で、

求人サイトに登録した直後だったりすると、

喜んで飛びついてしまいがちです。

その結果、不採用になって「有利なはずなのに受からなかった」

とひどく落ち込んだり、よくわからないまま入社したら

ブラック企業だったりと、結果として失敗に

つながってしてしまうこともしばしば。

ですから、スカウトメールはあくまで転職情報のひとつとして、

冷静に見てほしいと思います。

自分一人にではなく登録者全員に送られているのだという認識で、

自分がやりたい仕事かどうか、本当に行きたい企業かどうかなど、

内容をじっくり精査してください。

 

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■転職エージェントの「本気度」はこう見抜く

ただ、こうしたメールの中にも、まれに「本気スカウト」が

入っている場合があります。

見抜くポイントは、エージェント側が、

あなたに時間を割く気があるかどうか。

「相手企業と交渉するから他のエージェントに行かずに待ってほしい」

「(日時を提示して)一度お会いしたい」

などと言ってきたら、本気度が高いと言えるでしょう。

自ら時間を割いて具体的に動こうとしているわけですから、

この場合は転職が他者より有利に進む可能性が高いと思います。

多少でもその企業に興味があるのなら、

一度会って話を聞いてみることをおすすめします。

ちなみに「会いたいと思っているが、まずは書類を送ってください」

は脈ナシと考えたほうがいいでしょう。

本気でスカウトしたいなら無条件で、

かつできる限り早く会おうとするはずです。

この点は文面をしっかり読み取っていただきたいと思います。

また、「希望に合う求人があれば連絡します」も、

本気スカウトには入りません。

こうした言葉は「希望に合う求人はありません」

と断っているのと同じで、

実際に連絡がくる可能性は限りなく低いと言えます。

自分は需要に合わなかったのだと割り切って、

連絡を待つことなく次の社に応募してほしいと思います。

とは言え、転職エージェントは、

企業に適した人材を紹介することで利益を得ているわけですから、

優秀な人材がいればぜひ自分が担当したいと考えています。

エージェント同士の競争も年々激しくなっているので、

目当ての人材がいれば積極的にスカウトするようになっています。

ただ、そうした本気スカウトの対象になる人はほんのひと握り。

 

■スカウトを待っていてはいけない

転職エージェントは、野球界で言えば球団に選手を

紹介する代理人のようなものです。

優秀な選手をできるだけ高年俸で紹介したほうが利益が上がるので、

そうでない選手にわざわざ時間を割くことはしません。

そのため、自分が「そうでない選手」に入ると思う人は、

スカウトは来ないと考えて自ら動く必要があります。

その意味で、スカウトメールは新築マンションのチラシと

同じだと考えておくといいでしょう。

この類のチラシがポストに入っていたからと言って、

「マンションを買える高収入の人間だと思われている」

と喜ぶ人はいません。

チラシは選んだ人にだけではなく、誰にでも配られているからです。

本当にマンションを買いたい人は、

チラシを待つことなく自ら情報を集めにいくはずです。

スカウトメールに惑わされないためにも、

転職の際にはやはり大手から中小まで、

複数の人材会社を使ってほしいです。

何社か使い分けているうちに、

それぞれの使い勝手や効率のよい応募方法が見えてくると思います。

 

■40歳以上なら、月に数十社の応募を

特に、40歳以上の人が求人サイトで転職先を

探す場合は「効率のよい応募」が大事。

転職先の精査も大事ではありますが、

1カ月で3社応募する程度ではまったく足りないのが実情です。

よほど行きたくない会社でもない限り、

ある程度は割り切って、少なくとも月に数十社応募し続ける人のほうが

成功確率は断然上がります。

とにかく書類通過率が低いので、できるだけ多くの企業に応募しておき、

返信が来てから精査するという姿勢でもいいと思います。

そして求人サイトで応募する時は、

まず「この求人の裏にどのぐらいの数のライバルがいそうか」

を考えてみてください。

有名な大企業に行きたいと思っていても、

そうした企業には応募が集中します。

その中を勝ち抜いていけるのかどうか自己を見つめ直し、

難しそうだと思ったら中小企業にもぜひ目を向けてください。

転職成功の大事なポイントは、自分がやりたい仕事かどうか、

幸せに働けるかどうかです。

そこに「大企業であること」が必須なのかどうか、

今一度考えてみましょう。

ヘッドハントはエグゼクティブが対象であり、

スカウトメールは不特定多数の転職希望者に送られるもの。

その多くがDMで、本気スカウトはごく一部です。

スカウトメールは情報収集の一環に過ぎないと割り切って、

惑わされることなく自分に合う企業、

自分を求めている企業を探してほしいと思います。

 

長くなってしまいましたが、

なるべく分かりやすくまとめていきました。

是非、参考にしていただければ幸いです。

改善転職するための対処法

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改悪転職の特徴を以前まとめたので

今回は改善転職するための対処法を

いくつかまとめました。

 

ステップ1 転職の「きっかけ」「目的」を整理する

まずは転職のきっかけ、目的を整理することから始める。

ここで重要なことは「転職」という手段によって、

「何を改善したいのか?」をはっきりさせることだ。

「自分はなぜ転職しようと思ったのか?」を

押さえておくことは転職活動をスタートする際に重要だ。

・転職しようと思ったきっかけは何だったのか(それは感情的な判断になっていないか)

・どんな目的で転職しようと思っているのか(目的のある転職となっているか)

・転職によって改善したいことは具体的に何なのか(嫌なこと、もっと良くしたいこと)

 

ステップ2 転職以外の「改善の手段」を模索する

次に改善するための手段を、「転職という手段」に

縛られずに考えてみる。

今の職場でも改善できる余地はないか、

あるとしたら具体的に何を試してみるべきか、

転職せずに改善することを洗い出してみる。

前述した通り転職はリスクがないわけではない。

転職では改善しない、もしくは改善できる余地が少ないのであれば、

転職せずに現職で改善を試みたほうが効果的だと言える。

・改善するために、転職が「唯一の手段」なのか

・現職で改善するためにできる「ToDo」は残っていないか

転職の目的や条件、価値を明確にする

 

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ステップ3 転職が有効な手段であれば、具体的な条件を洗い出す

転職以外の手段を模索し、それでもやはり転職が有効な手段の場合、

具体的に「転職で満たすべき条件」を洗い出す。

このとき、改善したいことだけでなく、

自分の今のキャリア価値を減らさないための

条件も洗い出すことをお勧めする。

・改善したいことを改善するためには、どのような転職条件(Must条件)が必須となるか

・また、必須ではないにしろ満たしたほうがより良い転職になる条件(Want条件)は何か

・現在の自分のキャリア価値を形成している実績(経験)、専門性(スキル、知識)はどんなものがあるか

・どのような選択肢を取れば、キャリア価値を目減りさせず、転職のMust条件、Want条件を満たすことができるか

これらのステップを考え、整理することは多少面倒かもしれない。

しかし、大きなリスクと労力を費やして転職活動をするのであれば、

これくらいの準備はしたほうが賢明だと思う。

転職すれば必ずしも「キャリアの改善」に繋がるわけではない。

しっかりと自分の

「転職の目的」

「満たすべき条件」

「キャリア価値」

整理したうえで、改悪転職とならないような

転職をしてもらえたらと思う。

もし、転職(今のキャリア)についてモヤモヤした気持ちを

抱えている人は、キャリアコーチングサービスを利用するのも手だ。

客観的なプロの意見を聞いて、

今後のキャリアや転職すべきかどうかを判断してみてもいいだろう。

ポジウィルキャリアやマジキャリなど、

多くの人材サービス会社が、事業を展開しており、

まずはこうしたサービスの利用を検討することから始めるのはどうだろうか。

「改悪転職」する人によくある4つの特徴

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就職情報会社ディスコの調査によると、

2022年春卒業予定の大学生・大学院生の就職内定率が

6月1日時点で71.8%(前年同月比:7.8ポイント増)となっている。

これは現行の就活ルール(3月に採用広報、6月に選考解禁)になった

2017年卒以来で最も高い数字だ。

 

 

転職活動におけるコロナ禍のネガティブな影響

・応募できる求人数(種類)が減っているように感じる

・選考難易度が上がっているように感じる

転職活動におけるコロナ禍のポジティブな影響

・選考は受けやすくなっている(WEB面接、WEB説明会など)

・転職活動に対する意欲が上がった(キャリアに対する危機感が増加)

 

このように転職に対するモチベーションが上がったり、

転職活動がやりやすくなったといったプラスの影響もあり、

転職を希望する方からのキャリア相談が増えた。

しかし、「転職」というものは一つ取り扱いを間違えると

キャリアの「改善」どころか、

逆に「改悪」となってしまうこともあるので、注意が必要だ。

ここでは、「改悪」につながってしまう転職の特徴を紹介し、

そのような状況に陥らないための対処法を示したいと思う。

 

1 嫌なことを避けるため「だけ」の転職(人、仕事など)

コロナ禍の前から多い転職のパターン。

「嫌なことを避ける」ことが唯一(もしくは大半の)

理由となっている転職はうまくいかない。

嫌なことの多くは「人間関係」「仕事内容」のケースが多く、

特に「人間関係」の場合、苦手な人、

集団から避けるように転職しても、

また同じような人間関係の悩みに陥ってしまうことがある。

イメージしてほしいのだが、苦手な上司がいたとして、

その人を避けるように転職したとしよう。

選考段階でいっしょに働く直属の上司がどんな人なのか、

知ることは難しいし、選考で会う機会があったとしても、

それはあくまで社外の人に対する態度であって、

実際いっしょに働くときの態度はわからない。

仮に良い上司に巡り会えたとしても、会社には人事異動があり、

上司もしくは自分が異動すれば上司も変わってしまう。

「仕事内容」の場合は、職種やポジションを変えることによって

苦手を回避できる可能性は十分ある。

ただ、どの仕事においても必要とされる

「汎用的な仕事(書類作成、部署間の調整など)」に

苦手意識を持っていると、避けることは難しい。

つまり、嫌なことを避けるために転職しても、

結局は次の環境でも同じ壁に当たってしまい、

問題の解決に全くつながっていない転職となってしまう。

「自由」な環境を手に入れるのは難しい。

 

2 「やりたいこと」「自由」が欲しいから転職

次のケースは、「やりたいこと」「自由」を追い求めてしまう転職だ。

「やりたいこと」「自由」という言葉は耳当たりが良く、

これらを手に入れるために転職すると言うと

大義名分があるように感じやすい。

しかし、今の仕事がつまらないからと言って、

「やりたいこと」を無理にひねり出したり、

実際の仕事のイメージを美化しすぎた状態で

仕事を選んでしまうと失敗する。 新卒の就活に多いのだが、

「やりたいこと」だけで選んでしまった仕事は、

その仕事をすることでのメリット/デメリットが

考慮されていないことが多く、結果として就業後にミスマッチとなりやすい。

「自由」を手に入れたいからと言って「フリーランス」という

働き方を選択する人も最近は増えているが、

フリーランスとして報酬の高い仕事、レベルの高い仕事を請けるためには、

それなりの実績や営業力が必要となる。

実績や能力が不十分な状態で「自由な立場であるフリーランス」と

なったとしても、思ったような報酬、内容の仕事は請けられないのが実情だ。

 

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3 キャリアが「完全リセット」になる転職

前職で培った経験やスキルをまったく考慮せずに転職してしまうと、

キャリア価値を引き継ぐことができずに、

せっかく経験を積んだキャリアが完全にリセットされてしまうことになる。

3年間ITエンジニアをやってきた人が、

もっと人とコミュニケーションを必要とする仕事をやってみたいと思い、

営業職への転職を考えたとする。

その際、ITエンジニアとして培ってきたIT分野の専門知識、

ITエンジニアとしての業務経験を活かそうと思えば、

IT分野における営業職に転職するはずだ。

しかし、自分が好きな分野は食品だからと言って、

食品分野の営業職に転職してしまうと、

今までの3年間の経験を活かすことはできず、

キャリア価値が引き継がれずにリセットされてしまう。

そういったデメリットを理解したうえで転職していればいいが、

転職時にキャリア価値が大きく目減りしていることを知らずに

転職している人を多く目にする。

「何となく転職」では、それに見合わないリスクを負う。

 

4 転職の目的が「はっきりしない」転職(何となく年齢的に、周りがしてるから)

最後に挙げるケースは、「転職の目的がはっきりしない」場合の転職です。

言い換えると「何となく転職」とも言える。

「年齢的に転職したほうがいいと思って」

「周りが転職しているから転職しようと思った」

といった理由で転職をしてしまうと、目的が不明確なので、

転職によって享受できるメリットが限定的で、

それに見合わないリスクを負ってしまう。

転職は働く環境、雇用条件、仕事内容がガラッと変わる可能性があり、

かなりリスキーな代物だと言える。

「何となく」やるくらいなら、今の職場で成果を出して評価を上げたり、

仕事に対する取り組み方を変えて満足度を

向上させたりするほうがはるかにいい。

ここまでに紹介してきたような「改悪転職」となるケースを回避し、

「改善転職」をするためにはどうしたらよいか。いくつかの対処法をご紹介したい。