転職先のメリット・デメリット

前回の記事では転職のメリットを

お伝えしてきましたが、

今回は転職先のメリット・デメリットを

お伝えしていきます。

転職先の会社別のメリット・デメリット

転職先の会社種別のメリット・デメリットを

紹介していきます。

転職するメリットを出すためには、

転職先の会社が与える影響が大きいからです。

会社の形態別で、特徴を確認していきます。

あなたの状況や価値観にあった、

転職先の会社選びの参考にしてください。

大手企業に転職する場合

大手企業のメリット

福利厚生が厚く、給料も高い傾向にあります。

昇給幅も中小企業に比べて大きいため、

生涯賃金が増えることも多いです。

収益を出す事業基盤があるため、

将来に向けての投資も可能で、

安定性が高いといえます。

社会的信用やネームバリューが

高いこともメリットと感じる人もいます。

大手企業のデメリット

縦割り組織や古い体質からくる

堅苦しい人間関係や社風・文化が強いことです。

長時間労働や休みづらい、

古くからの文化が残っている会社もあり、

人事制度も新卒採用を優先しがちな部分もあります。

中小企業に転職する場合

中小企業のメリット

社長を含めた役員との距離が近く、

縦割りも少ないフラットな人間関係が多いです。

大手で業務が分業されていることに比べ、

1人で複数の業務をこなすことが多く、

仕事内容も濃いことがメリットと感じる人もいます。

良好な人間関係のもとであれば、

労働時間や休暇制度もよくなる傾向にあります。

中小企業のデメリット

大手と比べて給与や福利厚生が少ない傾向にあります。

業界の成長性にもよりますが、

将来性や安定性に関して不安があることもあります。

大手よりも人間関係が近く、

煩雑だと感じる人にとってはデメリットになりえます。

ベンチャー企業に転職する場合

ベンチャー企業のメリット

従来型の決められたやり方ではなく、

仕事のやり方に自由度が高い点です。

会社にいる人間全体が若い場合も多く、

成長環境も高いです。

会社が成長して上場する際など、

自社株やストックオプションを手にすることで、

大金を手にできるチャンスがあることも特徴です。

ベンチャー企業のデメリット

事業が不安定であり、会社が傾く可能性もあります。

さらに、人手不足で事業をまわしていることも多く、

長時間労働を強いられることもあります。

最大のリスクは経営者の人間性に、

会社の方向や社員の雇用まで握られてしまうことです。

知り合いの会社に転職する場合

知り合いの会社のメリット

入社後の違和感をなくす最大のメリットになります。

転職活動自体も超短期間で終わる場合もあります。

人間性を事前にお互いが知っているのも良いところです。

知り合いの会社のデメリット

給与や条件交渉ができずに辞めたくなった時に

知り合いとの関係性次第ですが、

給与などの生々しい交渉がしづらい場合もあります。

また、辞めたくなった場合に言い出しづらく、

揉めてしまうと後々の関係性に影響を及ぼす場合もあります。

仕事に対して求めることから選ぼう

転職先によってのメリット・デメリットを

伝えしてきましたが、いかがでしたでしたか？

メリット・デメリットというのは、

あなたの仕事への価値観次第で変わってくるものです。

例えば

「自分の成長を仕事に求める」人が、

大企業に入り、縦割り組織の歯車の1つになってしまうと

いくら給料が上がっても、自分の幸せは得られない場合もあります。

まずは転職を決意する前に、

「あなたは仕事に対して何を求めるのか」を明確にして

業界や職種、会社を探してみてください。

価値観を明確にした上で転職することは、

人生において必ずプラスの経験になります。